仕事で誰かに作業をお願いしたら、とんでもないアウトプットが出てきたなんてことはありませんか?
それは大雑把な作業依頼をして、相手にちゃんとやってほしいことが伝わっていないのに、なんのフォローもしていないからかもしれません。
ToBuToRiは人に作業をお願いする時、大雑把な作業依頼をするならば、しっかりとその進捗などを確認する様にしています。
今回は、他の人に作業を依頼するときの注意点をみていきましょう。
ちゃんと詳細に伝える
まず大前提として、誰かに作業を依頼し思った通りの結果を得るには、その作業の詳細をちゃんと伝える必要があります。
自分では当然だと思っていることが相手にとっては当然ではありません。
また、自分が持っている前提は相手も持っているとは限りません。
このように、自分で作業をやるのと同じように相手も作業をやれるなんてことは基本的にはないのです。
ましてや阿吽の呼吸なんてものはなく、ちゃんと欲しいものを伝えないと欲しいものは手に入りません。
なので、作業を依頼するときにはまず具体的にやって欲しいことを伝える必要があるのです。
例えば、アウトプットのフォーマットを提示したり、作業の具体的なやり方を提示したりなどが良いでしょう。
でもお願いしたい
その一方で、具体的にやって欲しいことを伝えられるときばかりではありません。
自分がやらなければいけない作業は毎回同じとも限りません。
そうすると、自分でもその作業を具体的にイメージ出来てないなんてことも起こります。
それは例えば、やりながら作業方法やアウトプットのイメージを作らなければなぁらないような時です。
誰かにお願いしたい作業はこのように具体的にわかっていない作業もあるのです。
そこで、自分でも具体的にイメージできていない仕事を誰かにお願いすると、その依頼は大雑把になり、前述した大前提から逸脱することになります。
結局どうすれば良いのか
大雑把な作業依頼をした時には、その作業状況を定期的に確認する必要があります。
それはなぜかと言うと。
作業をお願いした人は、自分とは違う当然や前提のもとに作業を行い、欲しかったものとは違うものが出来上がるからです。
前述の通り、それは当たり前のことで、思っている通りにやってくれない前提のもと、作業をしっかり監視しないといけないのです。
しかし、そうするとせっかく作業をお願いしたのに、ほとんど自分でやっているのと変わらないなんてことも起こります。
それが嫌なのであれば、やることが明確になっており、アウトプットの形式が定まり、やり方が手順化されているような具体的に指示が出来る作業のみを依頼するようにしましょう。
もしくは、将来阿吽の呼吸で仕事をしてくれる仲間を増やすんだと言う気持ちで、取り組むのも良いでしょう。
まとめ
仕事をしていると、他の人に作業をお願いすることも出てくるでしょう。
そんな中、大雑把な作業依頼をしている時には注意が必要です。
依頼した作業の進捗をしっかり確認しないと、とんでもないアウトプットが出てきたりします。
それは、相手が自分と同じ当然や前提を持っていないと言うことに起因しています。
そして、作業の進捗を定期的に確認していると自分でやっているのと変わらないなんてこともあります。
そういったときには、相手に自分のことをわかってもらい、将来阿吽の呼吸で仕事が出来るようになってもらうための投資と割り切りましょう。
皆様も自分がお願いしている作業がどんなものか振り返ってはいかがでしょうか。
では、また。