ToBuToRiは仕事柄、複数案件を管理することがあります。
一つ一つの案件にはそれぞれに管理する人が立ちますが、それは若手社員だったり、社外の人だったりします。
そう言った人は案件での難しい判断を下すことができないので、ToBuToRiが重要なな判断を下すことになります。
色々なことを同時並行で進める中で判断を下す際に注意していることをご紹介いたします。
一次情報により判断する
ToBuToRiが注意しているのは、判断の根拠とする情報は必ず一次情報とすることです。
一次情報とは、実際の経験や調査、実験から得られた情報のことを指します。
一方で、そう言った一次情報を伝聞したものを二次情報と呼びます。
各案件は担当の管理者に任せているため、常に案件状況の報告が上がってきます。
そう言った情報は二次情報となります。
二次情報は、誰かの主観を通して伝わるためバイアスがかかり、歪曲されている可能性があります。
そのため、何か重要な判断を行う時には、上がってきている報告(二次情報)ではなく、しっかりと自分の目で見た情報(一次情報)で判断しないと誤った判断をする可能性が上がるのです。
実体験
とある案件を行なっている時、顧客からクレームが入りました。
管理者に現場の作業状況を聞いてみると、こちらには特に非はなく、顧客が過剰反応を起こしているのではないかと思える話でした。
しかし、実際に作業を行う担当者に話を聞いてみると、顧客が言うように問題が起こっていたのです。
管理者は正しく問題を捉えておらず、問題である認識もしていなかったのです。
このように誰か人を介すことで、その人のフィルターを通り悪気はなくとも情報は歪曲する可能性があるということです。
しっかり現場の声(一次情報)を確認することで、正しい判断を下し対処することができました。
しかし、管理者の報告(二次情報)を鵜呑みにしていたら、間違った判断を下し、大変なことになっていたでしょう。
まとめ
今回は重要な判断を下す時に重要になってくる一次情報についてご紹介しました。
一次情報とは、誰かから伝え聞いた情報(二次情報)ではなく、自分が実際に経験したり、調査、実験した生の情報です。
ToBuToRiも過去に二次情報により誤った判断を下しそうになったことがありました。
また、ToBuToRiは一次情報に当たることができる範囲のものを管理しているのですが、その管理の深さが深くなるにつれて一次情報には当たれない立場というのも出てくるかもしれません。
そう言った場合には過去からの経験などを総動員して判断を下すことになるとは思うのですが、やはり、自分のやることは一次情報を基に自信を持って判断したいものです。
では、また。