仕事はIT関連ではありますが、特に仕事に必要とかではなく、単なる趣味で「E資格(エンジニア資格)2022#1」の資格取得をしたので(ToBuToRiは関係ない資格取るのが好きで、簿記とかファイナンシャルプランナーとか統計とかも持っています)、その時の勉強方法とかを紹介します。
E資格って?
E資格とは日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する、「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する。」エンジニアに向けた資格試験です。(ToBuToRiも一応プログラミングも出来るエンジニアの端くれです。)同じ日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する試験にG検定がありますが、こちらはプログラミング出来るエンジニアとかでなく、営業とか一般的なディープラーニングの知識を必要とする人向けの資格です。(ToBuToRiはこちらも持っています。)
E資格には受験資格がある!
このE資格は受験資格に「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」と言うものがあり、試験前に研修とかを受ける必要があります。研修は受けるだけで数十万かかるものばかりで、会社の研修費とかでなく個人の趣味として自腹でやろうとしているToBuToRiにはとても払えたものではありません。そこでToBuToRiが選んだのがラビットチャレンジです。ラビットチャレンジは月額3,300円で受けられるオンラインで研修です。(別途入会費が22,000円かかります。)オンラインの動画で勉強しながら、レポート課題(学習内容を自分でまとめて課題の問題をプログラミングする)を提出して、模擬試験等に合格すると受験資格を得ることが出来て、一気に時間をかけて勉強出来るならば、費用をとても安く済ますことが出来ると言ったものです。
結局どのくらい費用はかかったのか?
ToBuToRiはE資格を勉強開始してから12ヶ月程度で取得しました。E資格は年に2回試験が行われていて、上記の通り早く受験資格を取得出来れば費用が安く済むとあり、当初は6ヶ月で試験を受ける想定でしたが、最初の試験のタイミングにはレポート等々が全然終わらず(と言うか、課題範囲とかを間違えていた)、12ヶ月(正確には合格がわかるまでの13ヶ月)月謝を払い続けました。それに加えて、黒本と呼ばれる問題集6,000円と受験費用の33,000円で締めて10万円程度かかりました。当初予定より期間は長くなり費用も嵩みましたが、数十万万円もする研修を受けるよりは安く上がったのではないでしょうか。やり始めた当初はジムにでも行くつもりで月謝払って尻でも叩こうかなと言った気持ちでした。
どうやって勉強したか?
まずは、基本スペックからのおさらいですが、ToBuToRiは仕事上、Webアプリケーションを作ったりもするのでプログラミングは出来ます。試験にはpythonを使うのですがちょこっとかじったこともあり、特に障壁にはなりませんでした。またディープラーニングの基礎知識としては統計2級やG検定、学生の時も数学は得意だったこともあり、その辺りも苦にはなりませんでした。
前提として、ToBuToRiには子供がいまして、仕事終わりや土日には子供の世話が待っているのでなかなか時間が取れません。なので、平日仕事開始前に勉強時間をとることにしました。(と言いながら仕事が忙しくて取れない日もありました。)2021年4月から学習を始め、最初はラビットチャレンジの動画を見ながらわからないところとかをネットで検索して、各章のテストを受けると言う形で最初の受験資格取得期限までに最後の方までやりました。が、そこで気がついたのはレポートを全くやっていないと言うことでした。この時点で最初のタイミングの受験は絶望的です。そこから気を取り直して、次の受験タイミング目がけて、各レポートをどのくらいのタイミングでクリアする必要があるかの計画をして、2021年12月には受験資格を得ることが出来ました。ここからは問題集とラビットチャレンジの模試や追加講義などをひたすら繰り返して、模試などは過学習(この辺りの知識がある人にはわかる)かって程にやり込みました。
受験の結果
最後は問題集を繰り返しやりましたが、イマイチ自信が持てない中、試験会場で試験を受けて1ヶ月後の発表日を迎えました。結果としては各分野平均で70%後半のスコアで合格することができました。(ギリギリだったか??)その他の試験もそうですが問題集はやはり最後の追い込みに効果あったのかなと思います。自分の弱いポイントがわかったり、単純な暗記の道具になったりと。(なので受験する方には黒本おススメです。)という訳で、今回は昨年度受けたE資格の受験記を紹介しましたが、最近またこう言った類の試験を受けたので、また別の機会に紹介します。
では、また。