何か作業を依頼されて、言われた通りにやったのに、なぜか成果物が相手の欲しいものと違っていたなんてことはありませんか?
それは、作業の目的や背景を確認することでなくなるかもしれません。
ToBuToRiはいつも作業の目的を確認するのですが、目的を聞いてみたら思っていた作業と全然違ったなんてこともありました。
それでは、実際の例を考えながらみていきましょう。
目的によって作業が変わる
同じ作業を取り上げた時、目的によってその内容が変わることがあります。
例えば、冷蔵庫にある食材の在庫を数えてくれと言われたとします。
あなたは言われるがままに冷蔵庫の対象の食材の個数を数えて報告します。
しかし、次の日になり、数が間違っていると文句を言われるのです。
実は作業の目的は明日行う発注数を把握することで、今日使う予定の食材は除かなければいけなかったのです。
目的も聞かずにただ言われたことをやってしまったことにより、数を誤って報告することになったのです。
このように、実際にその作業をする目的によって必要とされる作業の内容は微妙に変わってくるのです。
実は指示する人が悪い
作業をする人が目的を確認しろと書きましたが、実は作業を指示している人が具体的な指示を出していないことが悪いです。
自分がやって欲しい内容があるのであれば、それを正しく伝えるのは作業をお願いしている人の責務です。
ToBuToRiの後輩がちゃんとした指示を出していなかったら、そのことを叱咤するところですが、現実問題ちゃんとした作業指示を出せない人は多くいます。
それが顧客であれば尚更自分から率先して目的などを確認して求められる作業をする必要があるのです。
まとめ
何か作業を依頼された時には、その目的をしっかり確認してください。
それはお願いされた作業の裏にある前提などを把握して求められた作業をしっかりやるためです。
そういったことをしないといつまで経っても、言われたことがちゃんとできないなんて話になってしまいます。
では、また。