仕事で関係各所から合意を取らなければいけなかったり、落とし所を見つけなければならないなんてことはありませんか?
そんな時には、政治ではないですが、根回しがとても効力を発揮します。
ToBuToRiは仕事柄、社内で人の調達をしなければならないことがあるのですが、そんな時には事前に関係各所と話をして、自分にとって取り得る最良の落とし所になるように根回しをします。
では、詳しくみていきましょう。
どう根回しするか
根回しのやり方は色々あると思いますが、下記点を押さえるとうまくいきます。
- 関係者の思惑を把握する
- 思惑に沿った妥協案を導く
- 妥協案を予め関係者と話し合っておく
関係者の思惑を把握する
根回しの最初の一歩は、関係者の思惑を把握することです。
何かしらの合意や落とし所を探る時には最終的には会議の場で決めることになると思いますが、その前に、関係者がどのような思惑を持って会議に臨むかを把握する必要があります。
それは、その思惑にある程度沿っていないと合意に至らないからです。
思惑に沿った妥協案を導く
思惑がわかったら、その思惑の通りにすれば良いかというとそうではありません。
当然、自分自身も持っていきたい方向性があり、その方向に合意出来なければ、合意を取り付ける意味がありません。
なので、思惑に添いつつ、自分の意志を入れた妥協案をしっかりと考えることが重要になります。
妥協案を予め関係者と話し合っておく
そして最後は、考えた妥協点で関係者が納得するかどうかを事前に確認しておくことです。
思惑は把握していますが、妥協案は完全には思惑に沿っていないものだと思います。
そこで、ズレが許容出来るものなのかを事前に確認しておくのです。
ここまでやれば、あとは会議で事の説明をし、妥協案に関係者から合意の言葉をもらうだけになるのです。
関係を悪くしないために
ToBuToRiの仕事は、社内で人を調達する調整をする必要があるものです。
なので、こちらから人のお願いをされたり、お願いをしたりすることになります。
お願いする時はただお願いしてダメならばこちらが引き下がれば良いですが、お願いされる時は少し厄介です。
お願いしてくるところとの関係もあるので、依頼を無下には出来ません。
しかし、他でも必要とする人はこちらでも重要であることが多く、満額回答が出来ないことが多いです。
さらに、ToBuToRiのようなペーペーは上司からも承諾を得る必要が出てくるのです。
そんな時に、相手との関係も壊さずに、ある程度の譲歩でことを済ませるために、ToBuToRiは関係各所に根回しをするのです。
まとめ
仕事をしている中で、関係各位から合意を取ったり、落とし所を見つけなければならない時には、事前の根回しが効果的です。
根回しは以下の点を押さえるとうまくいきます。
- 関係者の思惑を把握する
- 思惑に沿った妥協案を導く
- 妥協案を予め関係者と話し合っておく
ToBuToRiは根回しをすることで相手との関係を悪くせずに妥協案に落ち着けることをよくやります。
仕事は政治ではないですが根回しを活用してみてはいかがでしょうか。
では、また。