随分と前から気になってはいたもののずっとやらずにいたふるさと納税。
節税対策とか色々していたのですが、これだけは何故か調べもせずにここまできました。
ToBuToRiは楽天ヘビーユーザーなのですが、楽天市場でふるさと納税を行うと、ポイントだけで自己負担の2,000円を賄うことが出来ることがわかり、ふるさと納税をすることを決意しました。
ふるさと納税には各自治体に申請書を送ったりする必要があるのですが、その期限が1月10日と言うことで、ドキドキしながらふるさと納税してみたのですが、結果として5日もかからず申請書を受領してもらいました。
実際にToBuToRiが行ったふるさと納税の手順とともにみていきましょう。
ふるさと納税とは
ふるさと納税とは、2,000円の参加料を払い、応援したい自治体に寄附をすることにより、自分の住む自治体に支払う税金の一部を支払ったことにして、寄付した自治体独自の返礼品を受け取れると言うものです。
ふるさと納税自体は税金の控除や還付が起こる節税対策ではありませんが、返礼品を受け取れるということで、ただ税金を払うのではなく何かをもらえるようになると言うものです。
ふるさと納税の寄付には上限があり、その年の年収などから決まる翌年の住民税や所得税により決まります。
ふるさと納税の仕組みや上限額の計算方法は、「NIKKEIマネーのまなび」がわかりやすいです。
必要なもの
ふるさと納税を始めてする時、色々なものが必要なのではと思ってしまうかもしれませんがそれほど必要なものはありません。
ToBuToRiがふるさと納税したときに必要になったものをやり方を見る前に見てみましょう。
実際に必要だったのは、
- 昨年度の源泉徴収票
- 楽天市場アカウント
- マイナンバーカード
- スマートフォン
です。
昨年度の源泉徴収票は、寄付上限額をシミュレーションするのに必要です。
楽天市場アカウントは、ふるさと納税をするために楽天市場で商品を選び購入する時に必要です。
マイナンバーカードは、オンライン手続きを活用するために必要になります。
そして、スマートフォンですが、マイナンバーカードを読み込むために必要になります。
ここで注意が必要なのはスマートフォンによってはマイナンバーカードが読み込めないということです。
実はToBuToRiが持っているスマートフォンは、マイナンバーカードが読み込めないため、妻のiPhone12miniを使って処理をしました。
実際にやってみた
ToBuToRiは今年初めてふるさと納税を行いました。
会社の仕事仲間と話している中で、楽天市場を使っているならばポイントだけで自己負担の2,000円が帳消しになるとのことでやってみようと思いました。
実際にやった手順は、
- 寄付上限額シミュレーション
- 返礼品選びと購入
- オンラインでのワンストップ申請
です。
それぞれ、細かくみていきます。
寄付上限額シミュレーション
ふるさと納税の寄付には上限があります。
これを超えて寄付しても自分の住む自治体へ納める税金は減らずにただ寄付をしていることになります。
寄付自体は悪いことではありませんが、意図せずにただ寄付するということを避けるために上限額のを把握することは重要です。
上限額は、ふるさと納税を行えるサイトで計算することが出来ます。
ToBuToRiが利用した楽天ふるさと納税でも詳細のシミュレーションが出来ます。
手元に昨年度の源泉徴収票を用意して必要項目を入力します。
そうすると、寄付上限額を知ることが出来ます。
ここで注意しなければならないのは、この寄付上限額は、あくまで昨年度の数値から導いた今年の寄付上限額です。
これからふるさと納税するのは、「NIKKEIマネーのまなび」でもあるように、来年の寄付上限額です。
寄付上限額は税金により決まるので、収入や控除の状況により変わるので、昨年のものと同じとは限らないということです。
ToBuToRiはふるさと納税をしたのが12月だったので、冬のボーナスもわかり、大体昨年の数字は下回らないかなと思いましたが、シミュレーションの8割くらいに止めることにしました。
返礼品選びと購入
ToBuToRiは、返礼品を食べたいものや欲しいもので選びました。
そして、楽天ふるさと納税のポイントがアップする楽天スーパーセールなどのタイミングで購入しました。
ToBuToRiの場合は、15倍近いポイントが入る状態に出来るので、2万円も購入すれば、参加費の2,000円は補うことが出来ます。
もっと購入すれば逆に儲かることになります。
そして、この購入の時に注意したのが、ワンストップ特例制度というのを選択するということです。
ふるさと納税をする時には申請が必要です。
その申請の方法は二つあり、確定申告かワンストップ特例制度です。
ワンストップ特例制度とは確定申告する代わりに、寄附金税額控除に係る申告特例申請書に必要事項を記入し、期日までに到着するよう自治体へ送付することで、手続きを行えるというものです。
ToBuToRiは確定申告を他でする予定もなかったので、ワンストップ特例制度を使えるように購入時に選択しました。
オンラインでのワンストップ申請
通常、このワンストップ特例制度を利用するには、返礼品の購入時に、ワンストップ特例制度を利用する選択をして、自治体から郵送される申請書に記入して返送します。
実は、この手続きはもっと簡単にできるのです。
まず郵送される申請書ですが、自治体のふるさと窓口からダウンロード出来ます。
ToBuToRiは今回3自治体に寄付し、全部からダウンロード出来ましたが、出来ないところもあるかもしれないので確認が必要だと思います。
そして、申請書の返送ですが、マイナンバーカードを使うことでオンラインで済ますことが出来ます。
楽天ふるさと納税では、ワンストップ申請オンラインサービスと呼ばれていて、マイナンバーカードを読み込めるスマートフォンにワンストップ特例申請アプリを落として、処理をします。
ToBuToRiは各自治体のふるさと窓口から申請書をパソコンでダウンロードし、そこに記載されているQRコードをワンストップ特例申請アプリから読み込んで処理をしました。
(ToBuToRiが今回使ったのは、IAMというアプリだったのですが、自治体によっては他のアプリを使っているところがあるようです。)
途中でマイナンバーカードを読み込む必要があるので、マイナンバーカードを読み込めるスマートフォンでやる必要があります。
実際にToBuToRiが返礼品を選んだ時にはこのことは知らずに選んだのですが、購入後に色々調べているうちにどの自治体も申請書のダウンロードとワンストップ申請オンラインサービスが使えて、手続き自体は1時間もかからないくらいで終わらせることが出来ました。(実際にはダウンロードが出来ることとかを知るのに時間がかかったりしました。)
なので、手間なくふるさと納税をしたいのであれば、申請書のダウンロードが出来てワンストップ申請オンラインサービスに対応しているかは返礼品選びの時に確認した方が良いです。
まとめ
ToBuToRiは今年初めてふるさと納税をしたのですが、オンラインで処理が出来てとても簡単でした。
初めはオンラインで手続き出来ることが分からず、申請期限までに手続き出来るか心配でしたが、蓋を開けてみると返礼品を購入して5日くらいで全ての手続きを完了出来ました。
そして、楽天ふるさと納税を使うとポイントにより儲かるということがわかったので、来年以降も活用しようと思います。
返礼品は定期便で年に何回か来るものを選んだので、来るのが楽しみですが、一方で税金が確定していない中で寄付をしているので、6月くらいに住民税が確定するまで少し心配です。
では、また。