ToBuToRiは年に一度くらい資格試験を受けるようにしているのですが、最近は技術の進歩もあり、自宅にいながら試験を受けれるようになりました。
今回は、とあるローコードツールの資格試験を受けたのですが、初めてオンラインで受験しました。
テストセンターでの資格試験でお馴染みのPrometricのProProctorと呼ばれるオンラインソリューションを使って受験してきたので、その様子をご紹介します。
自宅が試験会場
まず、オンライン資格試験ということで、自宅の部屋が試験会場になります。
部屋は綺麗にしてカンニングなどの不正が出来ないようにしなければなりません。
ToBuToRiは普段仕事に使っている部屋は物が溢れすぎていて、片付けても片付けきれなかったので、子供部屋を拝借しました。
子供部屋には普段は使っていないベッドと床にはラグが敷いてあり、テレビと縦型扇風機があるのですが、テレビと縦型扇風機にはブランケットをかけて見えなくしておきました。
あと、当然普段出ている子供のおもちゃも綺麗に片付けました。(と言っても片付けたのは、妻でが。
そしてベッドに座りながら受験できるように折りたたみのデスクを用意しました。
受験手順
それではToBuToRiが実際に受けた時の手順を紹介しようと思いますが、その前に必要だったものです。
テストには普段使っているノートPCを使いました。
バッテリー切れにならないように、電源にも繋いでおきました。
試験の確認コードなどを確認するためにブラウザは立ち上げていましたが、その他のアプリは終了しておきました。
そして、試験官と会話するために、音量が出るようにしておきました。
実際にやってみると少し音が小さい気がしたので、少し大きめの音にしておくと良いかも知れません。
あとは身分証が必要なのですが、ToBuToRiは運転免許証を使いました。
試験登録時と同じ名前が記載されていて、有効期限が切れていない物が必要なようで、ToBuToRiは試験登録時に漢字で名前を登録しました。
試験当日は開始30分前くらいからセットアップやチェックイン作業をしていくので、細かな手順を見ていきましょう。
セットアップ
まず、試験が出来る様にシステムのセットアップをします。
手順に従って、システム準備チェックをします。
ToBuToRiは試験当日の前に使用するPCなどが条件に合うかを確かめておきました。
あと、システムを起動してからももう一度確認するところがあったので、事前に確認していれば当日はいらないかも知れません。
そして、試験予約時に送られてきたメールに記載の確認コードと姓名わ入力して、ProProctor アプリケーションをダウンロードします。
ダウンロードには数分を要しました。
ネットワークが弱い場合はもう少しかかる可能性もあるので、時間には余裕を持っておいた方が良いかも知れません。
ダウンロードしてから、アプリケーションがインストール出来たら、画面に従って、確認コードと姓名を入力して、チェックインを待ちます。
少し記憶が定かでないのですが、インストール後に確認コードを入れる前後でシステムのチェックがあります。
そこで利用するカメラなども選択出来ます。
ToBuToRiはカメラフィルターアプリを入れているのですが、最初それが選択されていて焦ったのですが、変更することが出来ました。
チェックイン
少し待っていると試験官がカメラで登場します。
画面の左側が自分で右側に試験官が出てきます。
ちなみに注意なのが、この試験官は外人で英語でのやり取りが必要になります。
ToBuToRiは海外に旅行に行く程度の英語力ですが、なんとか試験開始まで行けました。
最初に試験官からは、名前と試験申し込み時に登録したメールアドレス、そして、試験名称を聞かれます。
ToBuToRiは試験名を覚えていなくて少し焦りましたが、それらしき(結局は間違っていた)名称を言って問題なく先に進みました。
そして、IDということで身分証を見せます。
カメラに運転免許証を近づけ裏面も見せました。
次に、部屋の中を見せます。
部屋の隅々まで見せるので、ノートPCのカメラを使っていたToBuToRiは少し大変でした。
しかし、試験中はカメラから顔が外れると警報(?)が出るみたいなので、据付のカメラが良いかなと思っています。
ちなみに、カメラが据付かどうかも聞かれました。
部屋の中を隅々まで見せる時には、デスクの裏の張り紙とかもしっかりと見せるように言われました。
そして次は体を全体見せます。
耳の裏とかメガネも取って見せました。
結婚指輪をしていたのですが、外すように言われたので、外して部屋の外に置いておきました。
その後に注意点など言われたと思うのですがほとんど聞き取れず、取り敢えずオッケーと言っておいたら、次へと進めました。
試験開始まで
もしかしてチェックインの一部なのかも知れませんが、試験官とのやり取りが終わったあと、急にチャットが開き、電話が置いてあるロケーションを聞かれました。
最初何を聞かれているかわからずに、電話を取りに行くかと聞いたら違っていたので、日本と答えたらオッケーでした。
そして、何か注意点的なチャットが大量にコピペで送られてきたのですが、オッケーと言っておいたら、次に進むことが出来ました。
これにて準備は完了であとは試験をするだけでした。
まとめ
試験の結果はすぐに出て、合格出来ていたので一安心でした。
アプリの一番右上に終了のボタンが終始あり、これを押して最後終わりになったので、途中で押しても終わってしまうと思われるので押さないように注意です。
受験した感想としては、会場を用意するのが大変でしたが、当日もそれほど戸惑うことなく受験出来て、とても良いシステムだったなと思います。
しかし、試験官が外人というのは、英語が全く出来ない人には障壁になると思います。
また、受験した試験をテストセンターで受けるには遠くのテストセンターまで行かなければならないし、時間にも制限があったので、オンラインでの受験が出来るのは大変助かりました。
では、また。
追記(2022/12/21)
今試験の数日後にまたオンラインで試験を受けました。
その時に覚えていたことを追記します。
セットアップ
セットアップでは、アプリを立ち上げて、確認コードと姓名を入力した後に、顔と証明書の写真を撮ります。
PCのカメラに向かって、画面で撮影ボタンを押します。
証明書はあまり鮮明に写っていないなと思いましたが、特に問題なく受験出来ました。
チェックイン
チェックインで部屋の状態を調べるのですが、試験官によって注意点が少し異なるようです。
前回と同じ部屋と状態で臨んだのですが、一部変更を求められました。
また、チャットでのやり取りは必ずあるようで、携帯電話がある場所を求められました。
日本にあるかと言うより、どこの部屋にあるかを問われて、別の部屋にあると言ったら問題なく進みました。
また、今回のチャットでは、部屋に自分以外に誰かいないかも聞かれました。
携帯電話が置いてある場所の話をした時に、今子供部屋にいると言ったので、そのせいかもしれません。
あと、チャットでも証明書の提示を求められて、カメラに向けて運転免許証を見せました。