会議には色々な目的があります。
アイディアを出したり、合議を取ったり、情報を伝達したり。
皆様は、アイディア出しの会議でアイディアが中々出てこないなんて経験ございませんか?
今回は、そんなアイディア出しの会議でアイディアが出にくいメカニズムについて考えてみたいと思います。
言いたいことを忘れてしまう?
アイディア出しの会議で、アイディアが出にくいメカニズムの一つには、「発話のブロッキング」と呼ばれるものが存在します。
この「発話のブロッキング」というのは、集団でのアイディア生産手法として有名なブレインストーミングの研究でも指摘されている問題で、
- アイディアを思いつく
- 誰かが話しているので発言を躊躇う
- 他の人の発言を聞かながら時間が経つ
- 自分のアイディアを忘れてしまう
という過程にて、アイディアの生産が阻害されてしまう言うものです。
どのように解決するのか?
解決するための答えは簡単です。
発言しようと思った内容をメモするのです。
パッと思いついたことは短期記憶で処理されるので、簡単に忘れ去られてしまうのです。
なので、思いついた時にメモを取り、発言の時に見返すことで、「発話のブロッキング」が起こったとしても自分のアイディアを無くさずに活かすことができるのです。
まとめ
あなたが行うアイディア出しの会議でアイディアが中々出てこないと言ったことが起こっているのであれば、原因の一つに「発話のブロッキング」があるかもしれません。
「発話のブロッキング」は、誰かが発言する間に自分の思い付いたアイディアを忘れてしまう現象です。
解決策はメモを取ることです。
単純に参加者にアイディアをメモしてから発言する様に促したり、ポストイットを使ったコミュニケーションを行うことで、アイディアがでない会議をアイディアが出る会議に変えることができるでしょう。
皆様も試してみてはいかがでしょうか。
では、また。