コロナ禍になり在宅勤務が増えた皆様の仕事から無くなったものはなんでしょうか?
朝晩の通勤でしょうか?
実は他にも重要なものがなくなっています。
今回は、在宅勤務前には当たり前にあった仕事上でも重要なあるものについてお話しします。
偶然の出会い
コロナ禍になり在宅勤務で会社に出社せずに仕事ができるようになり、プライベートな時間も増えて良いことが増えたかもしれません。
その一方で私たちは「偶然の出会い」を失いました。
会社に行っていれば、デスクの周りには職場の同僚がいます。
トイレやタバコ部屋や自動販売機の前で、昔一緒に仕事をしていた人と出会うかもしれません。
そう。会社に行くことによって普段仕事を共にする同僚以外の人と偶然出会う可能性があるのです。
在宅勤務をすることにより会社に行かないということは、そう言った、「偶然の出会い」をも失っていることになるのです。
そして、この「偶然の出会い」のことをセレンディピティと呼ぶのです。
仕事におけるセレンディピティの必要性
仕事を行う上でセレンディピティはとても重要な役割を果たしてきました。
仕事で行き詰まっている時、偶然出会った同期にヒントをもらえたり、タバコ部屋での雑談から何か新しい取り組みが始まったり。
普段身の回りにない刺激や力を得て、普段とは違う仕事の成果が上がります。
そう、セレンディピティにより、仕事の幅が広がっていたのです。
在宅勤務下におけるセレンディピティ
コロナ禍になり増えた在宅勤務。
コロナ禍が収まるにつれて出社も増えてきたとは思いますが、在宅勤務の流れはあると思います。
そんなセレンディピティが失われつつある在宅勤務下で、我々が行うべきことはなんでしょうか?
そう、それは、「偶然の出会い」を意図的に起こすことです。
身近なところからで良いと思います。
普段は一緒に仕事をしていない元同じ部署の人や違う職種の人、そう言った人と定期的に話す機会を意図的に作ってみてください。
仕事で忙しい人を定期的に誘うのは躊躇いがあるかもしれません。
しかし、それは一方的な思い過ごしで、相手も話す機会を求めているかもしれません。
聞いてみなければ答えは分かりません。まず、聞いてみましょう。
まとめ
在宅勤務により失われた重要なものに「偶然の出会い」があります。
それはセレンディピティと呼ばれます。
セレンディピティにより、新しい刺激や力を得て仕事の幅が広がります。
在宅勤務下に置いてセレンディピティは意図的に起こさない限り中々起きません。
ToBuToRiも在宅勤務が始まってから仕事とは関係なく定期的に話をする繋がりを作りました。
それにより、気持ちが救われたり、仕事のヒントになったりすることが多くありました。
皆様もセレンディピティを意図的に起こしてみてはいかがでしょうか。
では、また。