何か作業をやる時は見積をして計画に落として作業をすると思います。
ちょっとした作業なら良いですが、複数のサブタスクから構成されたり、一定の期間必要な規模になると、サブタスクに漏れなどが発生して見積の通りに作業ができないなんてことはありませんか?
それは作業のイメージを事前にしっかり行うことで解決できるかもしれません。
ToBuToRiは仕事柄、数ヶ月から半年、それ以上と言った作業を見積もることがあるのですが、その際は、実際に作業をしている自分を想像してイメージを膨らませながら、見積をします。
それでは詳しくみていきましょう。
見積は経験だけではない
見積はその作業をいかにイメージできるかにかかっていると思います。
見積通りに作業がうまくいかない時、その原因を経験不足によるものと片付けてしまうことはありませんか?
当然、経験した作業であれば見積の精度は上がると思います。
それはなぜでしょうか?
経験した作業と言うことは何をやるかがわかっていると言うことで、それと同じようにやれば次の作業もできるということで、サブタスクなどの漏れもなく見積の精度が上がるのです。
では経験していなくても、何をやるかがわかっていれば良いのではないでしょうか?
少し矛盾したことを言っている気がしますが、そこに答えがあるのです。
そう、経験したことがない作業でも、その作業を実際にやることを詳細にイメージすることで、何をやるかを知ることができるのです。
そして、見積の精度が上がるのです。
ToBuToRiが見積をする時
ToBuToRiが作業の見積もりをする時は自分一人の作業だけでなく、一緒に作業をする人の分もまとめてやります。
見積の時にイメージするのは、その人が出社して日々の作業を行うシーンや打ち合わせのシーンなど、実際にその場にいて見ることができるであろう情景です。
そう言った具体的な情景をイメージすることで、隠れているタスクや見落としていた考慮点に気がつくことができます。
当然、他の人だけでなく自分が作業をしているシーンも思い浮かべます。
作業の詳細をイメージする作業は頭の中だけでは完結しないこともあり、Excelにカレンダーを書いてイメージしたり、実際の成果物の例を書いてみたりなど様々な方法を駆使して行います。
こう言った見積方法は時間がかかる作業です。
なので実際の現場では、経験も併せたり、不明な部分にはバッファを持たせたりなど様々な角度から見積を行います。
しかし、やはりToBuToRiが重要視するのはイメージすると言うことです。
ToBuToRiはいつも時間が許す限りは、作業をしっかりイメージすることにしています。
それが故か、ToBuToRiは昔から作業の見積が大きく外れるようなことはあまりありません。
まとめ
見積がうまくいかない時、それを経験のせいにしていませんか?
確かに、経験も必要なのですが、それを補うものとして、作業の詳細をイメージすることを提案します。
作業の詳細をイメージすることで、ない経験を補い何をやったら良いかがわかってきます。
そして、それにより、見積の精度が上がっていきます。
次の作業を見積もる際には、作業をしている情景をイメージしてみてはいかがでしょうか。
では、また。