一人で悶々と課題に向き合ってもなかなか良い案が出てこないと言ったことはありませんか?
それは、他の人と会話することにより解決することがあるかもしれません。
ToBuToRiは何か難しい課題がある場合、一人で考えるのではなく誰かと会話しながら解決策を探すようにしています。
人と会話することで、言語化されていない思考が言語化されるだけでなく、他の人から新たな視点の気づきを得て、より良い解決策が思いつきます。
それでは詳しくみていきましょう。
言語化と気づき
課題の解決策を出すような時、下記ポイントが必要になってきます。
- 思考の言語化
- 新たな視点の気づき
なぜ必要になるか一つのずつ見ていきましょう。
思考の言語化
何かを解決するには、思考を言語化することが必要です。
なぜ、言語化する必要があるのでしょう。
考えを言語化して言葉に変換するには、その事柄を理解して整理する必要があります。
逆に言うと言語化されていない事柄はまだ頭で理解できていないことなのです。
なので何かを解決したいような時には、その思考した内容を良く理解している必要があるため、思考を言語化する必要があるのです。
新たな視点の気づき
何かを解決するには、新たな視点の気づきも必要です。
何かを解決するための思考は経験をもとに行われますが、人の経験には限界があります。
その限られた経験から思考される解決策にも限界があります。
逆に言うと自分の経験にない気づきから思考ができれば、新しい解決策が見つかる可能性があると言うことです。
なので何かを解決したいような時には、新しい解決策を見つけるために、新たな視点の気づきを得る必要があるのです。
他人と話すこと
他人と話すことで課題の解決策を考案するときに必要な二つのポイントを同時に得ることができます。
他人と話すと言うことは、自分の考えていることを相手に伝える必要があります。
と言うことは、自分の思考を言語化する必要があるのです。
また、他人と話すときは、自分から話すだけで終わると言うことはなく、相手からも意見をもらうと思います。
その意見が新たな視点の気づきにつながります。
そうです。
他人と話すということをするだけで、課題の解決策の考案に一歩近づくのです。
実際にToBuToRiも、難しい課題であればある程、解決策を出すのに時間がない程、他の人と会話をしながら解決策を考えるようにしています。
自分一人で悶々と考える時でもテキストなどに書き出すことで思考の言語化はできますが、やはり新たな視点の気づきは得るのが難しいのです。
注意も必要
他人と話すことは、課題の解決策を早く出す為に有用ですが、注意も必要です。
それは自分自身であまり考えていない状態で、他の人に話に行ってしまうことです。
自分自身でもあまり考えていないと言うことは、思考を言語化する量も少ないので、相手に伝わらなかったり、議論する範囲が狭くなったりします。
そうすると、思考は深まらず、新たな視点の気づきも得られないと言ったことが起こるのです。
実際、ToBuToRiは相談相手になることが多いのですが、相手があまり自分自身で考えていない状態で会話に来た時には全然議論が深まらないと言った経験をよくしています。
まとめ
難しい課題の解決策を出したい時など、他の人と会話することをおすすめします。
他の人と会話をする事で課題の解決策を思いつくのに重要な下記ポイントを得ることができます。
- 思考の言語化
- 新たな視点の気づき
ToBuToRiもよく他の人と会話することで思考を言語化し、新たな視点の気づきを得ています。
一方で、相談される時には、相手があまり自分自身で考えていないことにより、一緒に会話してもあまり成果が出ない経験もしています。
皆様も他の人にうまく協力してもらいながら課題を解決して、仕事をうまく進めてみてはいかがでしょうか。
では、また。