あなたは、仕事上で何か判断をしたけれど、その判断が間違っていて後悔したことはありませんか?
物事を判断するときには、情報の種類に注意すれば、判断を誤る可能性を下げることができます。
Tobutoriも何か物事を判断するとき、情報の種類に注意したことにより、誤った判断を下すのを回避した経験があります。
今回は、物事を判断するときに重要となる情報の種類について、実体験を交えてご紹介します。
情報には種類がある
情報には種類があります。
その種類を分ける基準は情報の出元です。
情報の出元には、
- 出元がわかっているもの
- 出元がわからないもの
さらに、出元がわかっているものに関しては、
- 自分で確認したもの
- 人から聞いたもの
があります。
まとめると下記のようになり、上から一次情報、二次情報、三次情報と呼びます。
- 一次情報:出元がわかっているもの(自分で確認したもの)
- 二次情報:出元がわかっているもの(人から聞いたもの)
- 三次情報:出元がわからないもの
判断は一次情報によりしろ!
今回お伝えしたいのは、物事を判断するときには、一次情報を判断の根拠とする必要があるということです。
一次情報とは、出元がわかっていおり、自分で確認したものということで、例えば、実際の経験や調査、実験から得られた情報のことを指します。
一方で、そう言った一次情報を伝聞したもの(人から聞いたもの)を二次情報と呼びます。
何か物事の判断を下すシチュエーションでは、誰かから相談を持ち掛けられ、その話を聞いて判断を下すことが多いと思います。
そう言ったシチュエーションで判断の元にしている情報は二次情報なのです。
二次情報は、誰かの主観を通して伝わるためバイアスがかかり、歪曲されている可能性があります。
そのため、二次情報を元に判断を下すと誤った判断を下すことになってしまうのです。
そういった状況を回避するためにも、何か物事の判断を行う時には、誰かのバイアスがかかっていない情報(一次情報)に当たる必要があるのです。
実体験
とある案件を行なっている時、顧客からクレームが入りました。
管理者に現場の作業状況を聞いてみると、こちらには特に非はなく、顧客が過剰反応を起こしているのではないかと思える話でした。
しかし、実際に作業を行う担当者に話を聞いてみると、顧客が言うように問題が起こっていたのです。
実は、管理者は正しく問題を捉えておらず、問題である認識もしていなかったのです。
このように誰か人を介すことで、その人のフィルターを通り悪気はなくとも情報は歪曲する可能性があるということです。
この時には、しっかり現場の声(一次情報)を確認することで、正しい判断を下し対処することができました。
しかし、管理者の報告(二次情報)を鵜呑みにしていたら、間違った判断を下し、大変なことになっていたでしょう。
まとめ
何か物事を判断する場合には、情報の種類に注意すると誤った判断を下す可能性を下げることができます。
情報の種類とは、情報の出元により分けることができ、下記のようになります。
- 一次情報:出元がわかっているもの(自分で確認したもの)
- 二次情報:出元がわかっているもの(人から聞いたもの)
- 三次情報:出元がわからないもの
誰かの主観というフィルターを経由し、歪曲した情報(二次情報)よりも、自分で実際に見たり確かめた情報(一次情報)を判断の根拠とする方が誤った判断をする可能性を下げることができます。
ToBuToRiも過去に二次情報により誤った判断を下しそうになったことがありました。
ToBuToRiは一次情報に当たることができる立場にいましたが、立場上一次情報に当たれない方もいらっしゃるかもしれません。
そう言った場合には過去からの経験などを総動員して判断を下すことになるとは思うのですが、やはり、自分のやることは一次情報を元に自信を持って判断したいものですね。
では、また。