やろうと思っている仕事を、なかなか上司に認めてもらえないことはありませんか?
そんな上司に認められない仕事について少し振り返ってみると、その理由が見えて来るかもしれません。
逆にその理由がクリアできていれば、上司にもその仕事を認めてもらえるかもしれません。
ToBuToRiにも、上司に認めてもらえた仕事と認めてもらえなかった仕事があります。
その二つの違いを振り返ったときに、ある違いに気がついたのです。
それは「情熱」です。
今回は、上司にやりたい仕事を認めてもらうために必要な要素の一つをご紹介します。
情熱は論拠よりも語る
上司に新しくやりたい仕事を認めてもらうとき、大抵の場合、その仕事のビジネス上のメリットなど、様々な効果を理路整然と説明して、納得してもらおうと思いませんか?
そんな形で持って行った仕事の案は、その広い視野により論拠の矛盾などを突かれて、あなたは閉口してしまうでしょう。
しかし、あなたがその仕事について嬉々と心を込めて話したならば、状況は変わって来るかもしれません。
そうです。
そこにはあなたの「情熱」があるのです。
以前、人の巻き込み方について書いた時のように、人が動くときは、その心が動いたときです。
上司にやりたい仕事を認めてもらうときにもそれは有効になってくるのです。
思わぬところで上司が味方になってくれた
とああるプロジェクトを行なっているとき、難しい局面になり、次の打ち手が重要になってきました。
また、打ち手には人が紐づく形のため、人選も同時に行われるものでした。
そのプロジェクトは自分の部署だけでなく他の部署も絡むプロジェクトで、問題があると言うこともあり、双方の役職者も次の打ち手および人選を注視していました。
ToBuToRiは、自分の部署の上司に次の打ち手や人選について相談をしながら話を進めていました。
そんな相談の中で、ToBuToRiは、打ち手についてはあまり良いものは思い浮かんでいないが、一緒に頑張れると思えるメンバーと共に頑張らせてほしいと言うことを切に訴えました。
そう、そこには、この難しい局面を頑張りたいと言う「思い(情熱)」だけがあったのです。
そんなこんなで、双方の部署にて次の打ち手を話し合う会にて、ToBuToRiの上司は打ち手としては最良のものではないが、「思い(情熱)」のあるToBuToRiに自由な人選でもってやらせてみてくれないかと言ってくれたのです。
そこには、論理的に行き着いた最良の答えではなく、「情熱」によりもたらされた答えがあったのです。
おそらく、上司はその「情熱」でもって心が動かされて行動に至ったのでしょう。
まとめ
やろうと思っている仕事を上司に認めてもらうには、その仕事に対してどのくらい「情熱」を持てているかが重要になってきます。
論拠を持って話した仕事は、その広い視野により論破され認めてもらえないかもしれませんが、「情熱」を持って話した仕事は、上司の心を動かし、認めてもらえるでしょう。
あなたも、自分がこれから上司に話そうと思う仕事に「情熱」を持てているかを考えてみてはいかがでしょうか。
では、また。