チームで仕事をしていて、メンバーがなかなか団結していかないことはありませんか?
そんな中で、チームの外にチームメンバーの誰もが嫌悪感を感じるような敵がいる時には、団結力を醸成するチャンスです。
ToBuToRiも仕事をしていて、対応が難しい顧客がいるような時に、チームが一致団結していくと言ったことを経験したことがあります。
なぜそう言ったことが起こるのか見ていきましょう。
共通目的が団結力を生む
チームが団結するための一つの手法はみんなに共通する目的を作ることです。
チームで仕事をしていると言えど、やっている作業は微妙に異なり、各々その作業を終えることを目的として日々を過ごします。
そうすると、チームメンバーは基本的に誰かのために何かをするということは基本的にしません。
そうするとチームには団結力は出てきません。
しかし、そこに一つの共通目的が出来て、そのためには他の人の作業があることを明確に意識すると、共通目的を達するためには自分の仕事だけをやっているだけではいけないということに気が付きます。
そうするとメンバーは他の人を助け出し、それによりチームに団結力が生まれます。
敵という共通目的
共通の目的を作り出す方法は様々ありますが、その一つがチーム外の敵です。
チーム外の敵とは、特定のチームメンバーを攻撃する人というより、チームの誰もが嫌悪感を感じる何かをチームにもたらす人です。
例えば、極度のクレーマーだったり、コミュニケーションが不通であったり、みんなに迷惑をかけてる人です。
チームの外にそう言った人がいる場合、チームメンバーの誰しもがその人を多少なりどうにかしたいと思うもので、その気持ちを浮き彫りにすることにより、チームに共通の目的をもたらすことが出来るのです。
使える時は限定的?
当然仕事をしていると前述のような敵が必ず現れるわけではありません。
それに誰かを無理に敵に仕立てると言うのも人としてどうかと思います。
なので、この方法で団結力を得るのは限られたケースになるということです。
しかし、仕事をしていると前述のような敵に出会うことも事実です。
なので、無理矢理に作らなくともそう言った場面に出くわすことがあった際には、チームのメンバーとその人のことを話し合ってみてください。
不平や不満で構わないと思います。
そう言った愚痴をこぼし合うだけで、「あの人はさぁ」となり、共通的などうにかしたい相手となり、その目的のために団結していきます。
まとめ
チームで仕事をしていて、メンバーがなかなか団結していかない時に、チームの外にメンバー全員の敵になりうる人が現れた時はチャンスです。
その人をどうにかしたいと言う共通の目的はチームに団結力をもたらします。
そう言う敵が出てくるのは毎回ではありませんが、ToBuToRiの経験上、チームがうまくいっていない時に多く出てくる印象です。
そんなチャンスを契機に、マイナス状態のチームを上向きに変えて行ってはどうでしょうか。
では、また。